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ラブカルチャースクール
第9章 LOVE Lesson ハヤト
若干重たい身体で身支度を整えて、ハヤトが待つ部屋に戻る。

「琴海、ハーブティーで大丈夫?」

「うん…。」

すっかり呼びすてに、なってしまっている…。 

ソファーに座ると、責め立てられた秘部がまだ痺れていた。 

はぁ…私って、こんな淫乱な身体だったのかな…などと、自虐的になる。

「はい…琴海、レモングラスが入ってたよ。」

差し出されたソーサーを手渡しで受け取る。

「有難う…。」

薄く色付いた液体の表面を少し眺めて、一口啜る。

「美味しい…。」

さっきまでの行為とは反して、心が温まる。

まだ若干虚ろな私の頬に、ハヤトの手が触れてきた。

「琴海…知りたい…セイジの事?」

ドキン…自分からは切り出し難かった事をハヤトから言ってきた。

「あっ…うん…教えてくれるの?」

ハヤトはニッコリ笑って、また密着する様に隣に座って、私の肩を抱き抱える。

密着するのが、好きなのかしら?

「いいよ…セイジが琴海を気に入ってる理由はね…。」

ハヤトの鼻先がぶつかりそうなくらい、顔を傾け近付いた。

何だろ…?

「ハヤ…ん…。」

呼び掛けた瞬間…また唇を塞がれた。

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