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ラブカルチャースクール
第10章 Lesson 疑惑
バクバクバク…。

ドキドキを越して、心臓が飛びでそうだ。

旦那にボタンを外されるだけで、こんなに緊張するとは!

でも、これを望んでいた筈なのよ…筈なのに…。

「琴海…。」

「ひゃいっ!」

わっ!変な返事しちゃったよ。

ん…ウッソ~!キスされてる!

旦那の唇が、重なっていた。

軽く重ねるだけのキス………焦る~!旦那と久々過ぎて、どうしよう!

唇に意識がいってる内に、ボタンは全部外されていて、胸に指が触れていく。

「ん…あっ…。」

このあいだみたいに、過剰反応しない様にしなきゃ…また怪しまれるかも…と、思っても、散々ハヤトに刺激された身体は、旦那の弛い愛撫にすら痺れてきてしまう。

「ふっ…あっ…。」

「琴海…。」

不思議そうに私の顔を見てから、唇は首筋を伝い始めた。

「ん…くっ…あぁ…。」

胸元に唇の感触を感じながら、指は乳房を掴み揉まれる。

太い指が乳首を掠め、背筋がゾクゾクしてくる。

「あっ…あぁ…ん…。」

自然と甘い声が出る。

そのせいか、普段だったらたいして揉まれない胸も、今日はいつになく、揉まれ続けてきた。

「あっ!あんっ…イイッ!」

うっかり過剰に、反応してしまう。

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