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ラブカルチャースクール
第2章 入会
「着きましたね。今、呼びますので、少々お待ち頂けますか。」

「はい…。」

ヤナセさんもそうだけど、みんなこんなに対応が丁寧なんだろうか。

「はい、お待ちになってます…」

やり取りが聞こえてくる…いよいよ何だと思うと心が逸る。

「もうしばらくしたら、ヤナセが参りますので。」

また優しい笑顔で、微笑まれる。

「有難うございます。少し安心しました…ドキドキしてたので。」

私の言葉に彼は

「それなら良かった!下に降りた甲斐が、ありましたね!」

満面の笑顔に胸がトキメいてしまいそうになったが、彼は何処かに行く為に、降りて来たんだと気づき

「あっ…何処かに用事が、あったんじゃ?」

「コンビニに行こうと、しただけですよ。」

「そうでしたか…すみません、付き合わせて。」

謝ると

「とんでもないです。お客様に会えてラッキーでしたから!また、今後も会えたら嬉しく思います…。」

クラリ…目眩がする。

こんな台詞言われた事無いわ!

夢心地なところで、受付に今度は美青年が現れ

「あっ、セイジ!有り難う。」

「ヤナセが参りました。では、また…。」

そう一言残して『セイジ』と呼ばれた男性は、またエレベーターで降りて行った。


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