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ラブカルチャースクール
第10章 Lesson 疑惑
ご飯を食べて、習慣になっている昼ドラを観てると、メールが届いた。 

チロリ~ン♪

「ん?誰かな…へ…。」

送り主は、旦那からだった。

珍しい急用かな…なっ!ウッソ~!

『今日は、早めに帰る。』

な…帰る時間なんて、夕飯を要らない時しかメール来なかったのに…。

嬉しいより、怖くなってきた。

私は反射的に、パソコンに向かった。

電源を立ち上げて、ラブカルチャースクールのホームページに繋げる。

カタカタカタカタ…。

どうしよう…この状況が良いのか悪いのか解らなかった。

問い合わせフォームにヤナセ宛に

『至急ご相談したい事があります。旦那がカルチャースクールの事を色々聞いてくるんですが!戸惑ってしまってます。マッサージスクールと伝えてあるんですけど。』

送信!

ドックン…ドックン…。

もし…もし、バレたら…困る…。

多分私は、離婚云々よりスクールに行けなくなってしまう事の不安が頭に過った。

10分後…チロリン♪

電話の着信音が鳴った。

きっと、カルチャースクールからだわ!

本能的に、急いで携帯を握り電話に出る。

「伊野です!」

『琴海様…ヤナセです。メール拝見致しました。詳しく状況をお聞かせ願いますか。』

「はいっ!」

私は、旦那とのエッチの内容以外のやり取りをヤナセに全て伝えた。

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