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ラブカルチャースクール
第11章 NEXT Level S
バクバクバクバク…。
落ち着くのよ…すっかり、セイジワールドにハマってしまってるけど、私は人妻…私は人妻……だけど…
私は……セイジに…抱き締められたい…。
胸の奥が、グッと詰まる。
押し隠そうとしたって、もう隠せない…。
でも、それはラブカルチャースクールの
『タブー』
絶対に犯しては、ならない。
セイジが私にそんな気持ちがなくても、私の気持ちがバレたら、迷惑を掛けるかもしれない。
だから、この気持ちは誰にも知られてはいけない……誰にも知らせない。
ただ私の胸の内だけの秘め事。
これから卒業まで、背徳心を背負ってレッスンを受けるんだ。
一点を見詰めてると、ケーキがボヤけて見える。
「琴海さん?」
あっ…イケない…折角セイジとレッスンなのに…貴重な時間だから大事にしないと。
「ちょっと、考え事よ…ごめんなさい…。」
「そう…はい、じゃあ今度はさくらんぼ~。」
指で摘まんだ、ルビー色のさくらんぼを私の唇に挟ませる。
キュン…恋人みたい…。
口の中に入れようと、吸い込もうとした瞬間だった。
「んんっ!!」
セイジの唇が、重ねられた。
落ち着くのよ…すっかり、セイジワールドにハマってしまってるけど、私は人妻…私は人妻……だけど…
私は……セイジに…抱き締められたい…。
胸の奥が、グッと詰まる。
押し隠そうとしたって、もう隠せない…。
でも、それはラブカルチャースクールの
『タブー』
絶対に犯しては、ならない。
セイジが私にそんな気持ちがなくても、私の気持ちがバレたら、迷惑を掛けるかもしれない。
だから、この気持ちは誰にも知られてはいけない……誰にも知らせない。
ただ私の胸の内だけの秘め事。
これから卒業まで、背徳心を背負ってレッスンを受けるんだ。
一点を見詰めてると、ケーキがボヤけて見える。
「琴海さん?」
あっ…イケない…折角セイジとレッスンなのに…貴重な時間だから大事にしないと。
「ちょっと、考え事よ…ごめんなさい…。」
「そう…はい、じゃあ今度はさくらんぼ~。」
指で摘まんだ、ルビー色のさくらんぼを私の唇に挟ませる。
キュン…恋人みたい…。
口の中に入れようと、吸い込もうとした瞬間だった。
「んんっ!!」
セイジの唇が、重ねられた。