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ラブカルチャースクール
第13章 NEXT Level B
「こんにちは。琴海様!」

いつもの麗しの笑顔が、お出迎えしてくれる。

「こんにちは…ヤナセさん。」

何とか笑うが、ひきつってたのかヤナセが、目を細めて

「…琴海様、何かありましたか?」

ギックゥ~!

直ぐ顔に出るからバレバレだな…。

「な、何でもないです!大丈夫です!」

精一杯、元気そうにアピールしてみる。

「…分かりました…。何かありましたら、無理なく途中でレッスン中止にして下さいね。」

どうゆう意味だろ…具合悪く見えたのかも。

ハヤトが途中で止めてくれるとは、思えないけど…。

「分かりました。有難うございます。」

ヤナセは、お茶の準備をしながら

「旦那様は、マッサージスクール気にされてましたか?」

『興味ない』ハッキリ言って、パンフレットも一回見たこっきりだったな。

「はぁ…余り興味示してなかったです…。」  

ヤナセはミルクティーを出してくれた。

「ウバです。…そうですか…カウンターが回ってたので、てっきり旦那様かと…。」

一口飲むと気分が、落ち着く。

いつも温度も味も丁度良い加減で、淹れてくれるよな。

「カウンター…付けてたんですか?」

「はい、大抵付いてますので…でもURLは、琴海様と旦那様しか知り得る方法は有りません。」

「て…事は…。」

旦那…ホームページ、見たんだ…。 

薄っすら微笑みヤナセは 

「琴海様…レッスンの準備が出来ました。」

いつもの台詞を口にした。

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