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ラブカルチャースクール
第13章 NEXT Level B
ソファーに腰掛け、ハヤトを待つ。

今日は、ある意味『決戦日』

出来たら聞き出したい…1ヶ月も『彼女』の存在を引き摺りたくなかった。

あの超ドSなハヤトが、直ぐに教えてくれるとは、思わないけど…最悪ヤナセに相談か…。

膝の上で握った手が震える…。

カチャカチャ…ドンッ!

「へっ…。」

何か音が、いつもと違う。

更に

「琴海さ~ん!開けて~!」

この声!話し方?

急いでドアを開けると…

「はぁ~ヤナセが、折角だから持ってけ言ってさぁ~!さっき淹れ直したから、まだ温かいって~。」

紅茶セットをトレーに載せて、両手が塞がってるコウセイが立っていた。

「コウセイ…さん…もしかして…今日のレッスン。」

「また、琴海さんとレッスンだね!宜しく~!あっ、これ置くね。」

テーブルにトレーを置いて、トントンと肩を叩く。

「はぁ~レッスンより緊張したよ!俺の淹れる紅茶不味いのかな?」

「ううん…コウセイさんも皆も、美味しいよ…。」

多分、これもヤナセの計らい?

でも…そしたらハヤトは?

唖然として、頭がパニックになってると…

「じゃあ~琴海さん!久々のぎゅうぅ~しよっか!」

コウセイはニッコリ笑って、立ちすくむ私をギュッと、抱き締めた。

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