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ラブカルチャースクール
第13章 NEXT Level B
軽くだけど、コウセイの腕が身体をギュッと抱き締める。

広い胸の中にすっぽり包まれてると、気持ちがゆっくりと落ち着いてくる。

あっ…気持ち良いな…。

コウセイの背中に腕を回し、胸に顔を埋めしばらく委ねた。

今日は、コウセイで良かったのかも……たまたまとはいえ、ヤナセのチョイスに感謝する。

じっとしてる私の背中をポンポンと、優しく撫で始めた。

まるで、お母さんが赤ちゃんにしてあげてるみたいな…凄い安心する…。

「琴海さん…お茶冷めちゃうから、飲もっか。」

頭上に降ってきた声に

「あっ…はい!そうですね…。」

折角ヤナセが、淹れ直してくれたし…でも、何でだろ?

コウセイがティーポットから注いでくれたのは、さっきと同じくミルクティー。

わざわざ手間掛けて、牛乳で淹れてくれている。

「ふふ…本当に子どもみたい…。」

きっと、いつもと様子が明らかに違った私に、気を紛らわす為に用意したプチサプライズ…。


些細な様で、とても優しい気遣いに一気に頭が冷静になってきた。


頑張ろう…セイジが好きな事には変わりない…だったら少しでも自信を持てる自分になって卒業しよう…。


「有難う…コウセイさん。」


一口含んだミルクティーは、とっても優しい味がした…。

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