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ラブカルチャースクール
第13章 NEXT Level B
着替えて戻ると、コウセイがお茶の用意をしてくれていたが…

「ま~た、ヤナセが用意してたよ~。俺、今度お茶のレッスン受けようかな…。」

不服そうに言ってるけど、顔は笑ってる。

「ふふ…そんなレッスンも受けられるんですか?」

出されたミルクティーを一口飲むと、優しいテイストに落ち着く。

「うん!結構、色々と習わされるんだよ!」

「皆、細やかですもんね…。」

ラブカル、徹底してるしな。

「ヤナセさんて…レッスンの講師しないんですか?」

「ん~ヤナセも、普段はしてるよ。あの人はマスタークラスだから…。」

「マスタークラス?」

よいしょ~と、ソファーに横並びで座る。

「このクラスを卒業して、次に自分も講師資格取れるんだよ~。そのレッスンを受けるのが『マスタークラス』!」

うっ…何か解らないけど、凄そう…。

「コウセイさんは…マスタークラス教えるの?」

脚を組んで、手を左右に大きく降り

「ないな~い!それには、俺も特殊講座受けないとだから~。」

ぷっ…本当に気さくだな。

「そうだな…琴海さんのメンツの中だと…セイジだけかな~マスタークラス受け持ってんの!人気あるから、スタンダードクラスで生徒付けに、引っ張られちゃうみたいだけどね~。」

ドキン…。

「セイジ…が…マスタークラスも…。」

「うん!追っかけちゃう人もいるみたい~。皆凄いよね~!」

ドッキン…ライバル多いんだな…やっぱり…。

悶々としてしまうが、すっかり『人妻』である事を抜けている。

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