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ラブカルチャースクール
第14章 NEXT Level E
ドッキン…ドッキン…。

ジッと目を細めて、見られている。

「あの…ヤナセさん…大丈夫ですから…。」

まだかなぁ~それにしても、間近で見るヤナセの顔は本当に綺麗で、睫毛まで長い。

うっ…化粧した女性より綺麗かも…ズルいよ~。

ヤナセの手が、やっと顎から離された。

「…そうですね。大丈夫そうですが、無理はなさらないで下さいね…。鼻血出される方、結構いらっしゃいますので…。」

「そうなんですか?」

「はい…自分の生徒さんでも、結構いますよ。」

そう言って、ニッコリと微笑まれる。

…それは、ヤナセさんだからじゃないかしら…。

鼻血出るレッスンて……想像を絶するわ…。

プルルル…内線が掛かって来たのは、レッスン室の準備が出来た合図。

「琴海様…レッスンのお時間です…。」

「はいっ!」

紅茶をまた一口飲んで、勢い良く立ち上りレッスンに向かおうとした時…

「琴海様っ!」

ヤナセが珍しく、声を大きめに出して呼び止める。

「は、はい?」

「本当に…無理しないで下さいね。」

揺らめく目を細めて物憂げな様子が、切なくて色っぽくて…思わず胸の奥が跳ね上がる。

「はい…分かりました…。」

ヤナセさん、本当に優しいな…。

なんて…トキメキながらレッスンに向かった。



ヤナセの言葉の意味は…何を示していたのかしら…。

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