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ラブカルチャースクール
第2章 入会
「は、はい!」

きゃあぁ~!手が!

「ここのスクールに来るの勇気が必要だったでしょ。」

勢いもあったけど、正直そうだ。

「うん…でも、変わりたくて。」

「そう…ここに来る生徒さんは、切実な思いで来るんだ。」

セイジの手に力が入る。

「大事な人との関係を守りたくて…最後の選択肢がここしか無かったって…そうゆう人たちが、沢山いるんだよ。」

「沢山…。」

私だけじゃないんだ。

「相手と気持ちを通わす…身体も心も…。繋がってるから、両方キラキラに磨いて、旦那さんの身も心も虜にさせていくんだよ。」

思わず虜になってる旦那を頭に、思い浮かべてみる。

「ふふ…想像つかないわ。」

笑ってしまうじゃない。

「出来るよ…琴海さん、可愛いもん!」

ドッキン!

「か、か、か、可愛い!?」

旦那にも、言われた事ないかも!

「うん…魅力的…だよ。」

セイジの綺麗な瞳に、艶っぽく見詰められ、空いてる手の指は、私の唇を軽くなぞる。

ゾクリッ!!

身体の芯をなんとも言えない感覚が貫いていく。



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