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ラブカルチャースクール
第15章 NEXT Level K
ゾクゾクするより、妙に落ち着く…マサキの手は不思議だわ…。

目を閉じて、触られてる感触に酔っていると

「クスクス…琴海さん、そんなに無防備に目を伏せてたら、簡単に唇を奪ってしまうよ。」

ビクッとして、身体を浮かせてしまう。

「へっ!そ、そんな事っ!」

マサキは耳元で、囁く様に

「今の可愛い顔を旦那さんに見せたら…イチコロだよ…。」

ゾクゾクゾクッ!

触られるより、マサキの声にお尻がむず痒くなってしまった。

「は…はい…。」

でも、旦那なら何もしないでスルーしそうだけど…。

マサキはそのまま、私の耳たぶを軽く唇で挟んだ。

「あっ…。」

チュッ…チュッ…と優しく音を立てて、微かに掛かる息に肩が震えてしまう。

「益々、敏感になったね…。」

マサキの声が、歌声の様で甘い感覚に誘われる。

「あっ……皆さんの…お陰です。」

「琴海さんが…頑張ってるからだよ…。」

耳の下に唇が、押し当てられた。

柔らか感触と、温かさに身体ごと預けたくなったところをマサキは、逞しい腕で抱き締めてくれた。

それは、優しくて…安らぐ…マサキの包容力にずっと包み込まれたくなってしまう…。

女性の母性愛とは、また違う……

何か全てから守ってくれそう…。

猫みたいに胸の中で頬を寄せてる私に…魅惑のバリトンボイスが響く…

「ベッドに…行きましょうか…。」


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