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ラブカルチャースクール
第17章 NEXT Level X
ハヤトの気分が落ち着いたのか、やっと挿し込められたのが抜かれたのは、大分時間が経ってからだった。
私は魂が抜け落ちたみたいに、ベッドに横たわりながら、ボウッと天井を眺めていた。
「琴海、一人で着替えられる?」
ハヤトは床に散乱した服を拾って、側に置いてくれた。
「だい…じょ……ぶ…。」
蚊の鳴くような声で答える。
「…そ…隣で待ってるよ…。」
ハヤトは素早くネクタイを締めて、背広を持って出て行った。
着替えなきゃ…。
仰向けの身体を少し横向きにして、下着を探す。
急に自分のしてる現実に、恐怖感が湧いてきた。
さっきまで…旦那でもなく、想い人でもない男性に…抱かれていたんだ…。
ハヤトの余韻が、全身に刻まれている。
パンティを履こうとすると、秘部がヒリヒリする。
「…つっ…。」
しばらく旦那とは、しない方がいいかも…。
こんな理由で、旦那を拒む事を考えた。
流石に罪悪感が沸き上がる…私のしている事って…本当にいいのかな?
セイジへの想いのやり場の無さに、一気に弱気になってきた。
最近、旦那とも少し変わってきてるし…これ以上望んだら、贅沢なのかもしれない…。
ふいに、旦那がしてくれた事や投げ掛けられた言葉を思い出す。
セイジへの挫折感。
ハヤトにボロボロにされた期待感。
「ふ……くっ…うっ…。」
涙が次から次へと、溢れ出す。
一番悲しかったのは…それでも貴方に触れたいと思う…
傲慢な自分の…『欲望』だった。
私は魂が抜け落ちたみたいに、ベッドに横たわりながら、ボウッと天井を眺めていた。
「琴海、一人で着替えられる?」
ハヤトは床に散乱した服を拾って、側に置いてくれた。
「だい…じょ……ぶ…。」
蚊の鳴くような声で答える。
「…そ…隣で待ってるよ…。」
ハヤトは素早くネクタイを締めて、背広を持って出て行った。
着替えなきゃ…。
仰向けの身体を少し横向きにして、下着を探す。
急に自分のしてる現実に、恐怖感が湧いてきた。
さっきまで…旦那でもなく、想い人でもない男性に…抱かれていたんだ…。
ハヤトの余韻が、全身に刻まれている。
パンティを履こうとすると、秘部がヒリヒリする。
「…つっ…。」
しばらく旦那とは、しない方がいいかも…。
こんな理由で、旦那を拒む事を考えた。
流石に罪悪感が沸き上がる…私のしている事って…本当にいいのかな?
セイジへの想いのやり場の無さに、一気に弱気になってきた。
最近、旦那とも少し変わってきてるし…これ以上望んだら、贅沢なのかもしれない…。
ふいに、旦那がしてくれた事や投げ掛けられた言葉を思い出す。
セイジへの挫折感。
ハヤトにボロボロにされた期待感。
「ふ……くっ…うっ…。」
涙が次から次へと、溢れ出す。
一番悲しかったのは…それでも貴方に触れたいと思う…
傲慢な自分の…『欲望』だった。