この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール
第19章 2 Years ago
玄関まで着いたら、二人ともかなり濡れてしまっていた。
「待ってて…直ぐに開けるね。」
風邪をひかせちゃったら、いけないわ!
焦って震える手を落ち着かせながら、玄関を開ける。
「タオル持ってくるから。」
「有難う…。」
セイジは優しく笑ったけど、少し困ってる様な顔をしていた。
確かにだ…バッタリ会って、突然の雷雨とはいえ…ラブカルのタブーのギリギリの事をしている事かもしれない…。
でも、あのまま別れたくなかった私には、雨は味方に思えた。
タオルを数枚持って、玄関に戻る。
「はい。水気取れたら、上がって!」
「えっ…だって…。」
「冷えたら風邪ひいちゃうわ!お風呂沸かすから、入っていって!服も乾かすから!」
自分もタオルで拭いて、顔の表情を隠した。
もの凄く、緊張している。
お願い…断らないで…。
「でも…悪いよ…いきなりだし。ご両親も…」
「父は、仕事だし!母は、夜まで留守だし!いきなりは、雨だし!猫も居るしっ!」
必死過ぎて、滅茶苦茶な言い訳をしてしまった。
そんな私に、セイジはクスクスと笑いだし、
「ははは…分かったよ。じゃあ、お言葉に甘えさせて貰うね。」
ニッコリと甘い笑顔で、私を下から覗き込む。
バフンッ!
一気に服が、乾きそうなくらい身体中熱くなった。
「待ってて…直ぐに開けるね。」
風邪をひかせちゃったら、いけないわ!
焦って震える手を落ち着かせながら、玄関を開ける。
「タオル持ってくるから。」
「有難う…。」
セイジは優しく笑ったけど、少し困ってる様な顔をしていた。
確かにだ…バッタリ会って、突然の雷雨とはいえ…ラブカルのタブーのギリギリの事をしている事かもしれない…。
でも、あのまま別れたくなかった私には、雨は味方に思えた。
タオルを数枚持って、玄関に戻る。
「はい。水気取れたら、上がって!」
「えっ…だって…。」
「冷えたら風邪ひいちゃうわ!お風呂沸かすから、入っていって!服も乾かすから!」
自分もタオルで拭いて、顔の表情を隠した。
もの凄く、緊張している。
お願い…断らないで…。
「でも…悪いよ…いきなりだし。ご両親も…」
「父は、仕事だし!母は、夜まで留守だし!いきなりは、雨だし!猫も居るしっ!」
必死過ぎて、滅茶苦茶な言い訳をしてしまった。
そんな私に、セイジはクスクスと笑いだし、
「ははは…分かったよ。じゃあ、お言葉に甘えさせて貰うね。」
ニッコリと甘い笑顔で、私を下から覗き込む。
バフンッ!
一気に服が、乾きそうなくらい身体中熱くなった。