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ラブカルチャースクール
第19章 2 Years ago
20分くらいしたら、セイジはお風呂から出てきた。
「琴海さん有難う!温まったよ。」
お父さんのシャツもジャージも、セイジが着るとブランド物に見える。
駅前のスーパーで買ったんだろうに…。
「ごめんね…洒落た服が無くて…。」
濡れた髪を拭いてるセイジが、妙にセクシーで俯きながら話してしまう。
「全然!家じゃこんな感じだから、普段と変わらないよ!」
ニコニコして答えるけど、このシチュエーションに動揺してるのは私だけかしら?
「えっと…私も入って来るね!はいっ、ドライヤー!ホットレモン作ったから、良かったら飲んでて!」
「うん…有難う。」
そう言って、覗き込まれた。
きゃあぁあぁ!!
「じゃ、じゃあ!」
ダッシュで、お風呂場に向かった。
はぁ…セイジのあの甘々キャラは天然かしら…そりゃあ、生徒たちを無意識に悩殺だわ。
「うぅ…ライバルいっぱいだろうな…。」
もやもやする気分で、シャワーのお湯を一気に顔面に叩き付ける。
でも…生徒と講師は絶対、一線を越える事はない…身体より…『心』
「はぁ…私は…越え始めちゃったし…。」
勢いとはいえ…実家に連れ込んでしまった…。
でも、今日は『ラブカル』の生徒と講師で出会った訳じゃないもの…いいわよね…猫見せるくらい…。
あくまでも、猫と雨のせいにして、セイジが浸かったお湯の中に身を沈めた。
「琴海さん有難う!温まったよ。」
お父さんのシャツもジャージも、セイジが着るとブランド物に見える。
駅前のスーパーで買ったんだろうに…。
「ごめんね…洒落た服が無くて…。」
濡れた髪を拭いてるセイジが、妙にセクシーで俯きながら話してしまう。
「全然!家じゃこんな感じだから、普段と変わらないよ!」
ニコニコして答えるけど、このシチュエーションに動揺してるのは私だけかしら?
「えっと…私も入って来るね!はいっ、ドライヤー!ホットレモン作ったから、良かったら飲んでて!」
「うん…有難う。」
そう言って、覗き込まれた。
きゃあぁあぁ!!
「じゃ、じゃあ!」
ダッシュで、お風呂場に向かった。
はぁ…セイジのあの甘々キャラは天然かしら…そりゃあ、生徒たちを無意識に悩殺だわ。
「うぅ…ライバルいっぱいだろうな…。」
もやもやする気分で、シャワーのお湯を一気に顔面に叩き付ける。
でも…生徒と講師は絶対、一線を越える事はない…身体より…『心』
「はぁ…私は…越え始めちゃったし…。」
勢いとはいえ…実家に連れ込んでしまった…。
でも、今日は『ラブカル』の生徒と講師で出会った訳じゃないもの…いいわよね…猫見せるくらい…。
あくまでも、猫と雨のせいにして、セイジが浸かったお湯の中に身を沈めた。