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ラブカルチャースクール
第19章 2 Years ago
髪を拭きながら、居間に行くとセイジに雨海がじゃれついていた。 

「ニャァ~。ゴロゴロ…。」

喉までならして…雨海もセイジに惚れたか?

雨海…メスだし…。

「ははは~可愛いなぁ~。」

セイジは雨海を抱っこして顔を近付けると、ペロペロ舐められた。

あぁ~!雨海ズルい!

猫って立場を利用して!

本気で、猫に対してヤキモチを妬く。

立ち尽くしてる私に、セイジが気付き

「あっ、琴海さん!雨海、凄い可愛いね!」

凄いって!!

「う、うん…。有難う…。」

落ち着け私…相手は猫よ…。

雨海をエサにセイジを連れて来ようとしたんだから、致し方無い…。

髪を乾かしてる間もセイジと雨海は、戯れていた。

「ははっ!雨海!くすぐったい!」

少年みたいなセイジの笑顔に、心臓がバクバクしてくる。

セイジ…そんな無防備な笑顔…ズルい…。

ドンドン気持ちが、引っ張られてイク…。

好き…セイジ…大好き…。

昨晩、旦那に抱かれておきながら…どうしようもなく、目の前の男性に惹かれていく…。

立派な『背徳』…旦那にも…スクールにも…。

セイジの笑顔に反して、胸が焦げるくらい…痛い…。

ジッと見詰める目に、水滴が浮かび始める。

あっ…泣いたら怪しいわよね。

顔を背け様とした時…

「琴海さん!小さい頃のアルバムとか、見たいな!」

セイジはニッコリ笑って、また爆弾を投下してきた。

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