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ラブカルチャースクール
第2章 入会
「うん…自分に自信付けて、旦那さんとも仲睦まじくするために、頑張ろうと思ってる事を後ろめたく思う事はないよ!」 

ズキン…。

「セイジさん…。」

色んな人たちを相手に、してきたんだろう。

まるで、見透かされたみたい…。

でも…この痛みは、別な気がした。

「うん…私…頑張って、夫婦円満になりたい。子どもも欲しいし!」

ズキンズキン…。

「そうだよ。琴海さんなら、きっと出来るよ。」

セイジは、微笑みながら頭を撫でた。

あぁ…そうよね…仕事だもの…励まして生徒増やさないとだよね。

おまけだって、みんなにしてあげてるのよ…きっと…。

でも、騙されたと思ってでも、変わりたいし…セイジに会いたいな。

「うん!私、多分入会すると思う。」

「本当に!良かった~!」

セイジは、嬉しそうだった。

ノルマとかも、あるのかな?

「琴海さん…実は俺、ミニ体験を担当するの初めてだったんだ~。嫌な思いさせたらどうしようかと思った~!」

「えっ…初めて…。」

今度は、ドッキンと心臓が跳ねたみたい。

「うん…だから、おまけは絶対内緒だよ。」

「う、うん!!」

ウィンクして人差し指を唇に当てるセイジが、可愛らしく見えてしまった。


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