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ラブカルチャースクール
第19章 2 Years ago
「大丈夫だよ…落ち着いて…。」
「う…うん…。」
ドッキン…ドッキン…。
雷より、ドキドキしてしまうけど。
優しく抱き締めてくれる腕の中で、ギュッとセイジにしがみ付く。
このまま…時間が止まって…。
胸に埋めた顔を上げると、セイジの優しい瞳が私を覗き込んでいた。
今日は…生徒と講師で、出会った訳じゃない。
2年前の私とセイジだ…。
そこに…タブーは、あるの?
少し顔を上げれば…セイジの唇に触れられるのに…。
「セイジ…。」
「琴海…さん…。」
トクン…トクン…トクン…。
お互いの心音が、重なり合う…。
見詰め合ったまま、動けない…。
セイジは目を切なく細め、唇を噛み腕の力を弛めていく…。
「あっ…いや…。」
離れたくない!
思わず泣きそうになった時…
ズゴォーーーンッ!!
再度、地を割るような雷が轟いた。
「きゃあっ!セイジッ!」
「琴海さんっ!」
バシッ!!
それはまるで…稲妻に撃ち抜かれたかの様に…
私たちの理性のヒューズは、弾き飛ばされた。
どちらからともなく…
お互いの唇を…重ね合わせていた…。
「う…うん…。」
ドッキン…ドッキン…。
雷より、ドキドキしてしまうけど。
優しく抱き締めてくれる腕の中で、ギュッとセイジにしがみ付く。
このまま…時間が止まって…。
胸に埋めた顔を上げると、セイジの優しい瞳が私を覗き込んでいた。
今日は…生徒と講師で、出会った訳じゃない。
2年前の私とセイジだ…。
そこに…タブーは、あるの?
少し顔を上げれば…セイジの唇に触れられるのに…。
「セイジ…。」
「琴海…さん…。」
トクン…トクン…トクン…。
お互いの心音が、重なり合う…。
見詰め合ったまま、動けない…。
セイジは目を切なく細め、唇を噛み腕の力を弛めていく…。
「あっ…いや…。」
離れたくない!
思わず泣きそうになった時…
ズゴォーーーンッ!!
再度、地を割るような雷が轟いた。
「きゃあっ!セイジッ!」
「琴海さんっ!」
バシッ!!
それはまるで…稲妻に撃ち抜かれたかの様に…
私たちの理性のヒューズは、弾き飛ばされた。
どちらからともなく…
お互いの唇を…重ね合わせていた…。