この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール
第19章 2 Years ago
温かい腕の中で、朦朧と余韻に浸る。

雷も鳴らなくなって、雨も止んでる様だった。

セイジは、優しく頭を撫でてくれていた。

「雨…止んだみたいだね…。」

「うん…。」

「琴海…疲れてない?」

「ふふ…大丈夫…余韻が抜けないの…。」

「そっか…。」

おでこに、セイジの唇が触れた。

本当に…夢みたい…。

「服…乾いてると思う。」

「うん…着替えないとね。」

「……うん。」

セイジの胸に顔を埋めて、温かい体温を忘れない様に肌に刻む。

「くっ…くすぐったい…。」

セイジが小刻みに、震えて笑っている。

無意識に、顔を擦り付けてたみたいだ。 

「セイジ…弱いの?」

「くっくっ…いや…そこまでは、スリスリ擦るのがただ琴海が小動物みたいで…。」

ドキンッ!

そんな事で屈託なく笑うセイジが、とても甘くて胸がキュンッて跳ねてしう。

「ひど~い…そんなちっちゃくないもん…。」

「ふふ…可愛いって事だよ…。」

「…本当に?」

「うん…俺にとっては一番…可愛い…。」

「…ふ…ん…セイジ…てば…。」

セイジの胸にそっと、顔を押し付ける。


もうすぐ終わる二人だけの時間に、別れを告げるから…


流した涙を見せない様に、甘える振りして最後にギュッと…抱き締めた。

/552ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ