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ラブカルチャースクール
第19章 2 Years ago
温かい腕の中で、朦朧と余韻に浸る。
雷も鳴らなくなって、雨も止んでる様だった。
セイジは、優しく頭を撫でてくれていた。
「雨…止んだみたいだね…。」
「うん…。」
「琴海…疲れてない?」
「ふふ…大丈夫…余韻が抜けないの…。」
「そっか…。」
おでこに、セイジの唇が触れた。
本当に…夢みたい…。
「服…乾いてると思う。」
「うん…着替えないとね。」
「……うん。」
セイジの胸に顔を埋めて、温かい体温を忘れない様に肌に刻む。
「くっ…くすぐったい…。」
セイジが小刻みに、震えて笑っている。
無意識に、顔を擦り付けてたみたいだ。
「セイジ…弱いの?」
「くっくっ…いや…そこまでは、スリスリ擦るのがただ琴海が小動物みたいで…。」
ドキンッ!
そんな事で屈託なく笑うセイジが、とても甘くて胸がキュンッて跳ねてしう。
「ひど~い…そんなちっちゃくないもん…。」
「ふふ…可愛いって事だよ…。」
「…本当に?」
「うん…俺にとっては一番…可愛い…。」
「…ふ…ん…セイジ…てば…。」
セイジの胸にそっと、顔を押し付ける。
もうすぐ終わる二人だけの時間に、別れを告げるから…
流した涙を見せない様に、甘える振りして最後にギュッと…抱き締めた。
雷も鳴らなくなって、雨も止んでる様だった。
セイジは、優しく頭を撫でてくれていた。
「雨…止んだみたいだね…。」
「うん…。」
「琴海…疲れてない?」
「ふふ…大丈夫…余韻が抜けないの…。」
「そっか…。」
おでこに、セイジの唇が触れた。
本当に…夢みたい…。
「服…乾いてると思う。」
「うん…着替えないとね。」
「……うん。」
セイジの胸に顔を埋めて、温かい体温を忘れない様に肌に刻む。
「くっ…くすぐったい…。」
セイジが小刻みに、震えて笑っている。
無意識に、顔を擦り付けてたみたいだ。
「セイジ…弱いの?」
「くっくっ…いや…そこまでは、スリスリ擦るのがただ琴海が小動物みたいで…。」
ドキンッ!
そんな事で屈託なく笑うセイジが、とても甘くて胸がキュンッて跳ねてしう。
「ひど~い…そんなちっちゃくないもん…。」
「ふふ…可愛いって事だよ…。」
「…本当に?」
「うん…俺にとっては一番…可愛い…。」
「…ふ…ん…セイジ…てば…。」
セイジの胸にそっと、顔を押し付ける。
もうすぐ終わる二人だけの時間に、別れを告げるから…
流した涙を見せない様に、甘える振りして最後にギュッと…抱き締めた。