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ラブカルチャースクール
第19章 2 Years ago
しばらく抱き締め合っている私たちを現実に戻す音がした。
「ぎゅるるる~。」
きゃあぁ!お腹の虫が~!
「あっ……お腹…空いたよね。」
「うっ…お昼から食べてなかったから…。」
うぅ…今まで鳴らなかったのに…てか、最中に鳴らなくて良かったけど。
久々の実家だし、冷蔵庫の物を使っていいものか…。
…いっか!
「セイジ、少しだけ待ってて!」
「えっ…うん。」
急いで階段を駆け降りて、台所に行く。
どうせ、一人ぼっちの夕飯だったんだ…。
先ずは飲み物を…紅茶…ティーバックしかないし!
ラブカルでいつも美味しいのを淹れて貰ってるのに…。
仕方ない…。
取り敢えず緑茶を淹れて、持っていく。
「セイジ……美味しいか、自信ないけど…。」
「ん?あっお茶か!有難う。」
「いつも…美味しく淹れて貰ってるから…。」
一口飲んで、セイジは
「大丈夫だよ…美味しいよ。」
優しく微笑む。
うっ…この優しさに、泣けてきそうになるわ。
「へへ…アルバム見てて、くれるかな…。」
「うん、分かったよ。」
よしっ!頑張るぞ!
私は再度、台所に行って冷蔵庫から卵やお肉を取り出し、フライパンを握り気合いを入れる。
急だから、簡単な物しか作れないけど…。
いつに無い勢いで、具材を切り始めた。
料理がこんなに楽しいと思ったのは…生まれて初めてな気がした…。
「ぎゅるるる~。」
きゃあぁ!お腹の虫が~!
「あっ……お腹…空いたよね。」
「うっ…お昼から食べてなかったから…。」
うぅ…今まで鳴らなかったのに…てか、最中に鳴らなくて良かったけど。
久々の実家だし、冷蔵庫の物を使っていいものか…。
…いっか!
「セイジ、少しだけ待ってて!」
「えっ…うん。」
急いで階段を駆け降りて、台所に行く。
どうせ、一人ぼっちの夕飯だったんだ…。
先ずは飲み物を…紅茶…ティーバックしかないし!
ラブカルでいつも美味しいのを淹れて貰ってるのに…。
仕方ない…。
取り敢えず緑茶を淹れて、持っていく。
「セイジ……美味しいか、自信ないけど…。」
「ん?あっお茶か!有難う。」
「いつも…美味しく淹れて貰ってるから…。」
一口飲んで、セイジは
「大丈夫だよ…美味しいよ。」
優しく微笑む。
うっ…この優しさに、泣けてきそうになるわ。
「へへ…アルバム見てて、くれるかな…。」
「うん、分かったよ。」
よしっ!頑張るぞ!
私は再度、台所に行って冷蔵庫から卵やお肉を取り出し、フライパンを握り気合いを入れる。
急だから、簡単な物しか作れないけど…。
いつに無い勢いで、具材を切り始めた。
料理がこんなに楽しいと思ったのは…生まれて初めてな気がした…。