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ラブカルチャースクール
第20章 Lesson 『タブー』
ドックン…ドックン…。

セイジの過去…でも、それは一昨日聞いた…。

寧ろハヤトがセイジに拘る理由が知りたい。

「セイジの過去って…元カノの事?ハヤトは何で知ってるの?」

私の質問に、片眉を少し上げる。

「琴海…セイジから何か聞いたの?」

ドキッ!セイジとレッスン以外にも関わったと悟られてはいけないわよね…。

「聞いてないし…聞かなくていいわ。ハヤトがセイジに執着する理由が、知りたい…。」

「はぁ~執着?そんなのしてねぇよ。」

ウィスキーを一気に飲み干し、苦い顔をした。

ハヤトは何で…そんなにセイジを気にするの?

「もしかして…セイジの元カノを好きだったの?」

その言葉にハヤトは、目を見開く…

もしかして…ビンゴ?

ゴクリ…思わずカクテルを半分くらい飲んでしまった。

「琴海………。」

「ハヤト?」

ハヤトは握りこぶしを作った手を額に当てて、少し俯く。

触れちゃいけない、部分だったかな?

「あの…大丈夫?そんなに好きな人…」

だったのと、言おうとしたらハヤトは、一気に後ろに仰け反り

「アハハハハハ~!琴海~少女漫画の見すぎだよ~!」

爆笑…その態度に腹が立ち

「な、なによ~!ハヤトが、意味深な事ばかり言うからじゃない!もういい、帰る!」

もうハヤトの言いなりに、なる理由もないもの。

立ち上がろうとしたら、咄嗟に手を掴まれる。

「違ぇ~よ…セイジの元カノは…俺の従姉妹だよ…。」

「へ…従姉妹?」

それは思いもよらなかった、答えだった…。

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