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ラブカルチャースクール
第21章 Lesson in 独占
支度が終わって部屋に戻ると、セイジもピシッとした、いつものスーツ姿だった。
「琴海さん、ケーキ持って帰る?」
「ケーキ…そうだよね…勿体ないし…。」
でもホール…あと半分以上残ってて、持って帰っても食べきれない。
「ヤナセさん…食べないかな…。」
「ヤナセ!あぁ…食べるかも…。」
思わず想像してみた…。
うん…ヤナセ効果でケーキがゴージャスに感じる!
「じゃあ、渡すか…でも余るね。」
「あっ!もう一切れ食べるよ。お腹空いたし。」
「えっ。そうか…運動したしね。」
セイジは何の気なしに言ってるけど…恥ずかしいな…。
「あと…明日も来る!そしたら、残り二人で食べよう!」
確か、独占は週に何回も受けれる筈だった。
「え…明日も…大丈夫?ケーキなら別に、他の講師に食べさせるよ。」
「ううん!だって、セイジがこの日の為に用意してくれたし…それに…。」
「それに…?」
毎日…会いたい…。
なんて、言っちゃダメだよね…。
「特に家で、やる事ないから…体力的には、大丈夫だし…。」
モジモジしながら、話す私の顔をセイジは覗き込み
「そっか…でも、琴海さん頑張っちゃうから無理は駄目だからね。」
そう言って、軽く頬っぺたにチュッとしてくれた。
キャフンッ!
飛び上がりたくなる。
「うん!うん!うん!」
コクコクと頷くと
「ははっ!じゃあ、また明日だね!」
『また明日』…そんな確実な約束をセイジと交わせる事が出来るなんて……
こんな日が、いつまでも続けばいいなと…願ってしまう。
「琴海さん、ケーキ持って帰る?」
「ケーキ…そうだよね…勿体ないし…。」
でもホール…あと半分以上残ってて、持って帰っても食べきれない。
「ヤナセさん…食べないかな…。」
「ヤナセ!あぁ…食べるかも…。」
思わず想像してみた…。
うん…ヤナセ効果でケーキがゴージャスに感じる!
「じゃあ、渡すか…でも余るね。」
「あっ!もう一切れ食べるよ。お腹空いたし。」
「えっ。そうか…運動したしね。」
セイジは何の気なしに言ってるけど…恥ずかしいな…。
「あと…明日も来る!そしたら、残り二人で食べよう!」
確か、独占は週に何回も受けれる筈だった。
「え…明日も…大丈夫?ケーキなら別に、他の講師に食べさせるよ。」
「ううん!だって、セイジがこの日の為に用意してくれたし…それに…。」
「それに…?」
毎日…会いたい…。
なんて、言っちゃダメだよね…。
「特に家で、やる事ないから…体力的には、大丈夫だし…。」
モジモジしながら、話す私の顔をセイジは覗き込み
「そっか…でも、琴海さん頑張っちゃうから無理は駄目だからね。」
そう言って、軽く頬っぺたにチュッとしてくれた。
キャフンッ!
飛び上がりたくなる。
「うん!うん!うん!」
コクコクと頷くと
「ははっ!じゃあ、また明日だね!」
『また明日』…そんな確実な約束をセイジと交わせる事が出来るなんて……
こんな日が、いつまでも続けばいいなと…願ってしまう。