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ラブカルチャースクール
第22章 Lessons of F
ドキドキドキドキ…。

両手を膝に載せて、ソファーに座って身構える。

昨日も会ったのに…毎日でも心臓が 跳ねそう。

自習の事…伝えた方がいいのかな…。

コツコツと、足音が近付いてくる。

ガチャ…来た!

「こんにちは!琴海さん!」

「セイジ…こんにちは!」

ニッコリと笑って、口元から見える白い歯が爽やかだわ!

全てが愛しく思えてしまう。

「琴海さん、何か嬉しい事あった?」

「え…何で?」

「凄いニコニコしてるからさ!」

優しく微笑んで、お茶の支度をしてくれるセイジ。

だって…連日、貴方に会えたから。

「ん…レッスン楽しみにしてたから。」

「…そんなに?今日のレッスン興味あったのかな。」

ちょっと、苦笑いされた。

あぁっ!
そうよ…今日は口で…フェラチオをいよいよやる日なのよ!

凄いやる気を見せてしまったわ!

「あっ…えっとね…そうじゃなくて…何と言うか。」

慌てて、言い訳しようとすると

「琴海さん…ごめんね。ケーキなんだけどさ…。」

「へっ!ケーキ…昨日の?」

話が変わったわ。

「やっぱり生ものだし、あの後控え室にコウセイとナツが居たから、あげたんだ…。楽しみにしてたでしょ?」

「ううん!たくさん食べたし!二人ともどうだったかな?」

「それがコウセイは絶賛して、レポーターみたいに事細かに語るし、ナツは琴海さんからだって、はしゃいで食べてたよ!」

「ふふふ…良かった~!」

思わず、そんな二人の姿を想像してしまう。

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