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ラブカルチャースクール
第22章 Lessons of F
「はい!今日は、ルフナだよ!」

セイジが紅茶を注いだカップを置いてくれたが、本当に色んな種類を用意してあるな。

「ねぇ…紅茶だけじゃなくて、他のお茶も色々用意してあるの?」

何気無く、聞いてみると

「うん!コーヒーも緑茶も色々あるよ。講師は淹れるだけだから、受付…琴海さんならヤナセが発注かけてるんだよ。」

「そうなんだ…ヤナセさんが…。」

「レッスンは緊張するし疲れるから…せめてものスクールの配慮なんだと思う。お茶って、ホッとするよね。」

「うん…。」

確かにスクールの配慮の一つかもしれないけど、毎回選んで発注かけてくれるのまでは、受付次第な気がする。

「みんな…優しいね…。」

そう、小さく呟いて一口飲むと、気持ちが穏やかになってくる。

「琴海さん…今日のレッスンの器材なんだけどね…。」

セイジは横から箱を持っきて、テーブルに置く。

「器材…急がせちゃったわよね。」

発注かけて、いきなり昨日の今日だったから…見事間に合わせるのは、流石ラブカルだけど。 

「みんな使う器材だから、好きな味が解れば、作るのは簡単みたいだよ。」

そうだ…好きな食べモノを色々聞かれたんだ。

そして、セイジが箱から取り出したのは…

「きゃっ!なっ、何で!」

正に…男性の性器…ぺニスの形をしたシリコンだった。

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