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ラブカルチャースクール
第22章 Lessons of F
ラウンジに戻ると、いつもの如くヤナセが待っててくれていた。

「お疲れ様です…体調は、大丈夫ですか?」

美しい顔で心配され、少し細めた目が憂いを含んで、妙な色気を放つ。

これだけで、また鼻血でそう…。

私は、ヤナセからのレッスン受けるなんて無理だな、こりゃ。 

そんな内心を隠して、明るく言うと

「大丈夫ですよ~!」

「でも、鼻血出された様なので…ご無理は禁物です。」

鼻血…早速、報告されている。

ヤナセが近付き、ドアップでジッと、私の鼻を覗き込む。

うっ…この角度、キスするみたいだ。

「ちょこっと…だけですのでぇ~。」

これ以上見られると、本当に鼻血出そうだった。

「鼻血が出た状況は?」

やたら鼻血に、拘るな…
状況言わないと明日のレッスンに影響するかも…。

「今日…模型で…フェラのレッスンだったので…興奮しちゃったみたいで…。」

「模型のレッスンで…そんなに興奮を…因みにどんな感じでされてましたか?」

多分ヤナセは真剣に、今後の為に参考として聞いてるんだろうけど…
言っていいのかな。

「それが……模型で、セイジに…見本見せて貰いまして。」

カタカタと鳴らしていた、華麗なキータッチが止まる…

「セイジに…模型で…見本…フェラチオのですか?」

こっちを見るヤナセの顔が、固まっていた。

わ~!ヤナセでも、固まるの!

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