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ラブカルチャースクール
第23章 Lesson 中断
そっと覗き込むと、凄い疲れてそうだった。

忙しかったんだろう…メールも全然来なかったし…でも何で、帰って来てるのかな?

考えても旦那に聞かないと、解らない。

身体に布団を掛けるにも、旦那が下敷きにしてしまっているから、私のを掛けた。

起こさない様に、そっと……よしっ!

何の連絡も無しだったから、お弁当も一個しか買って来てないし。

きっと作った方が、いいんだろうな。

冷蔵庫を見ると…一人だったから、殆ど何も無い…。

もう一回、スーパーに行くか。

お財布だけ持って、出ようとした時…

「琴海…。」

ドッキン!旦那が起きて来た。

「あっ…起こしちゃった。何も無いから、スーパーに行こうかと思って。」

「……あぁ…。」

旦那は寝惚けてる感じで、近寄って来た。

ドッキン…ドッキン…。

何だか解らないけど、胸が騒ぐ。

旦那の手が伸びてきて、私の頭に乗った。

「あなた…。」

「ただいま……。」

ズキンッ…胸が小さく痛む。

「お帰り…なさい…。早かったわね。」

「仕事詰め込んで来たから、期間が短くなったんだ。」

だからか…

「そう…忙しかったでしょ。」

「あぁ…連絡しないで、悪かった。でも、土日の振替で明日から、休み貰ったから」

「へ…明日から…?」

何ですって~!!

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