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ラブカルチャースクール
第23章 Lesson 中断
「あの…爪で…ガリっと…。」

「一ヶ所…だけか?爪だと、何本線にならないのか?」

ギック!そこまで突っ込むとは、思わなかった!

「たまたま…これくらいで済んだのよ。胸…小さいから…。」

旦那は目を細めたが、笑ってる目じゃないのは解った。

恐い…こんな旦那…初めてだ。

「あなた…ちょっと寒いわ…。」

「分かった…。」

納得してくれたかな…ホッと、落ちた服を取ろうと腰を曲げると。

プッツ…背中のホックが外された。

「え…。」

何が…起きたの?

旦那は私を引き寄せ、一気にキャミソールとブラを引き摺り下ろした。

「ちょっ!何っ!」

「何……?琴海…男…居るんじゃないのか?」

ドックン…。

「マッサージスクールに通い始めてから、おまえは変わった。身体の反応も、感じ易くなってる……男が出来たんじゃないのか?」

「違…違うわ!居ない…そんな相手、居ないわ!」

「こんな場所…簡単にこんな痣が出来るとは思えない…引っ掻いた痕じゃないだろ!」

「違う!違うってば!」

胸の片隅に密かにある罪悪感からか、それ以上は言えなかった。

「しばらく、外出するな!家の中に居なさい!」

「そんな…信じて……。」

「じゃあ、信じさせてくれ!」

「なっ…何それ…。」

今まで…無関心だった癖に…少し変わったからって…。

何の為に…ラブカル通い始めたと…。

呆然としている私を旦那は、床に押し倒した。

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