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ラブカルチャースクール
第23章 Lesson 中断
「ん…何時…?」

いつの間にか眠ってしまっていた様で、気付いたらベッドの中だった。

「痛っ…。」

起き上がろうとしたら、下腹部の奥がヒリヒリとして、痛みで疼いた。

ハチミツで塗られるまでは、無理矢理指で擦られたから、炎症を起こしてそうだ。

正直、イッたかも覚えてない。

薄れ行く意識の中で、旦那の硬いモノで何度も突かれていた感覚だけ、あった気がする。

時計を見たら、もう16時になろうとしていた。

「夕飯…仕度しないと…。」

ベッドから出ようとしたら真っ裸だった。

「あっ…やだ…。」

いくら旦那でも強引に、それも恐怖心があったら、本当に辛いんだ…。

これから先…旦那に抱かれる度に、この感覚に陥る気がする。

それとも…抱かれる事自体、あるのかしら?

「はぁ…起きなきゃ。」

でも、悲しい事にお腹は空いてしまうし、旦那も食べるだろう。

ほんの出来事で付けたキスマークが、こんな事になるなんて…。

まるで、セイジへの想いに制裁が、加えられた様な気持ちになった。

因果応報…やった事は、必ず返ってくると、前に誰かから聞いた…。

先に旦那を裏切ったのは、私なら…これくらいは仕方ない事なんだろう…けど…

「ふっ…セイジ……会いたい…助けて…。」

膝を抱えて顔を埋め、掠れる声で名前を呼んだ。

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