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ラブカルチャースクール
第23章 Lesson 中断
「琴海……信じていいのか?」
ジッと…答えを探す様に、見詰められる。
『信じて』…そんな言葉、私が言えるのかしら…。
「私も…精一杯…努力しようとしたの…。変わりたくて…カルチャースクールにも通って…。」
「琴海…。」
「でも……今は、解らない…。」
セイジに気持ちが向かってる状況で、旦那と向き合っていく自信は…無い。
凄い勝手かもしれないけど…向き合って貰える自信も無かった。
「琴海……俺と…別れたいか?」
別れたいか…離婚?
「それは…。」
頭の中に、ラブカルの事、マスターコースの事が過って言葉に詰まると。
「俺は…別れる気は…無い。」
ドックン!
改めてはっきり言葉にされて、心臓が鷲掴みされた感覚だった。
「解ったわ…疲れたから、寝るわね…。」
もう一度、布団を被ろうとしたら、旦那が抱き締めてきた。
「あっ…な、何?」
「琴海…。」
真っ赤に浮いた痕に、唇が寄せられる。
「や…止めて…。痛っ…。」
肌をきつく吸われるのが、痛みで解る。
嫌よ…セイジの痕だったのに。
「痛いわ!お願い…もう止めて…あっ…。」
旦那は、もう一度求め始めた。
「琴海…。」
「あなたっ…もう…無理…。」
疲れていた…身体もだけど、心が萎みそうだった。
「お願い……助けて…。」
誰かに救いを求める様に、絞り出した声は…虚しく空に消えていった。
ジッと…答えを探す様に、見詰められる。
『信じて』…そんな言葉、私が言えるのかしら…。
「私も…精一杯…努力しようとしたの…。変わりたくて…カルチャースクールにも通って…。」
「琴海…。」
「でも……今は、解らない…。」
セイジに気持ちが向かってる状況で、旦那と向き合っていく自信は…無い。
凄い勝手かもしれないけど…向き合って貰える自信も無かった。
「琴海……俺と…別れたいか?」
別れたいか…離婚?
「それは…。」
頭の中に、ラブカルの事、マスターコースの事が過って言葉に詰まると。
「俺は…別れる気は…無い。」
ドックン!
改めてはっきり言葉にされて、心臓が鷲掴みされた感覚だった。
「解ったわ…疲れたから、寝るわね…。」
もう一度、布団を被ろうとしたら、旦那が抱き締めてきた。
「あっ…な、何?」
「琴海…。」
真っ赤に浮いた痕に、唇が寄せられる。
「や…止めて…。痛っ…。」
肌をきつく吸われるのが、痛みで解る。
嫌よ…セイジの痕だったのに。
「痛いわ!お願い…もう止めて…あっ…。」
旦那は、もう一度求め始めた。
「琴海…。」
「あなたっ…もう…無理…。」
疲れていた…身体もだけど、心が萎みそうだった。
「お願い……助けて…。」
誰かに救いを求める様に、絞り出した声は…虚しく空に消えていった。