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ラブカルチャースクール
第24章 Lesson 決意
ラブカル…このまま行けなくなっちゃうのかな…。
ベランダから、地面を見下ろす。
11階か……鳥みたいに、翔べたらいいのにな…。
その時、インターフォンが鳴り響いた。
「ピンポ~ン!」
エントランスに、誰か来たようだ。
「誰かな…?」
男性が映ってるカメラを見ながら、応答ボタンを押す。
「はい…どちら様ですか?」
『宅配便です~!』
宅配便…旦那が何か頼んだのかしら?
「開けますね…。」
オートロック解除ボタンを押し、宅配便の人に上がって来て貰った。
「ここにサインを!はい、どうも有難うございました!」
「ご苦労様でした。」
箱の宛名を見ると、私宛だった。
差出人は、化粧品会社みたいな名前だな…。
「柳瀬製薬……んっ…これって!」
小さな箱を急いで開ける。
中には、プリペイド式の様な携帯が入っていた。
「あっ…これ…。」
少し震える手で電源を入れてみると、着信メールが一件届いている。
開封してみる…それは、ヤナセからのメールだった。
『琴海様、体調はいかがですか?携帯が繋がらないご様子なので、念のため送らせて頂きました。スクールにしか繋がらない携帯です。何かございましたら、ご連絡下さい。ヤナセ』
ヤナセさん!
やっぱり、察してくれたんだ。
そして携帯まで、送ってくれて…。
一気に何とも言えない安堵感に包まれ、涙が溢れてきた。
ベランダから、地面を見下ろす。
11階か……鳥みたいに、翔べたらいいのにな…。
その時、インターフォンが鳴り響いた。
「ピンポ~ン!」
エントランスに、誰か来たようだ。
「誰かな…?」
男性が映ってるカメラを見ながら、応答ボタンを押す。
「はい…どちら様ですか?」
『宅配便です~!』
宅配便…旦那が何か頼んだのかしら?
「開けますね…。」
オートロック解除ボタンを押し、宅配便の人に上がって来て貰った。
「ここにサインを!はい、どうも有難うございました!」
「ご苦労様でした。」
箱の宛名を見ると、私宛だった。
差出人は、化粧品会社みたいな名前だな…。
「柳瀬製薬……んっ…これって!」
小さな箱を急いで開ける。
中には、プリペイド式の様な携帯が入っていた。
「あっ…これ…。」
少し震える手で電源を入れてみると、着信メールが一件届いている。
開封してみる…それは、ヤナセからのメールだった。
『琴海様、体調はいかがですか?携帯が繋がらないご様子なので、念のため送らせて頂きました。スクールにしか繋がらない携帯です。何かございましたら、ご連絡下さい。ヤナセ』
ヤナセさん!
やっぱり、察してくれたんだ。
そして携帯まで、送ってくれて…。
一気に何とも言えない安堵感に包まれ、涙が溢れてきた。