この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール
第24章 Lesson 決意
逸る気持ちで、携帯の発信ボタンを押す。
プルルル…コール音に妙な緊張が走る。
プッ…繋がった!
『有難うございます。ラブカルチャースクールのヤナセです…琴海様ですか?』
「ヤナセさん!はい!伊野です!」
『あぁ…お声が聴けて、安心しました。』
ヤナセの優しい声が電話越しに響き、嬉しくなった。
「ご心配をお掛けしてすみません…。予想以上に、旦那が誤解してしまって…。」
『マッサージスクールでは、信じてなかったのですね。』
マッサージスクールは信じても、男に会いに行ってると思われてたのかも…確かに、そうだったけど…。
「はい…靴も携帯も隠されて…。」
『成る程…状況は、解りました。』
えっ!靴と携帯しか、言ってない!
『琴海様、何か必要な物はございますか?』
必要な物…。
「靴…靴が必要です!」
『靴ですね…畏まりました。至急、送ります。他には?』
「他に…。」
お金は何とかなるし…身を隠す場所までは、頼めないわよね。
「大丈夫です。すみません、靴だけお願いします。」
『畏まりました。』
「ヤナセさん…何で、連絡下さったんですか?」
今までは、私から連絡しないとヤナセからは、電話は掛けて来なかった。
『はい…そろそろ、月のものが始まる頃だったかと。』
確かに、この頃だとは伝えてあった…でもそれだけで?
「それ…だけで、ですか?」
不思議そうに、訪ねると。
『クス…はい、琴海様なら始まった時点で、次の予約されるかと思ったので…。』
なんですって!
そんな理由だけで察したの!
恐るべし…ヤナセだけは、敵にしたくない…。
プルルル…コール音に妙な緊張が走る。
プッ…繋がった!
『有難うございます。ラブカルチャースクールのヤナセです…琴海様ですか?』
「ヤナセさん!はい!伊野です!」
『あぁ…お声が聴けて、安心しました。』
ヤナセの優しい声が電話越しに響き、嬉しくなった。
「ご心配をお掛けしてすみません…。予想以上に、旦那が誤解してしまって…。」
『マッサージスクールでは、信じてなかったのですね。』
マッサージスクールは信じても、男に会いに行ってると思われてたのかも…確かに、そうだったけど…。
「はい…靴も携帯も隠されて…。」
『成る程…状況は、解りました。』
えっ!靴と携帯しか、言ってない!
『琴海様、何か必要な物はございますか?』
必要な物…。
「靴…靴が必要です!」
『靴ですね…畏まりました。至急、送ります。他には?』
「他に…。」
お金は何とかなるし…身を隠す場所までは、頼めないわよね。
「大丈夫です。すみません、靴だけお願いします。」
『畏まりました。』
「ヤナセさん…何で、連絡下さったんですか?」
今までは、私から連絡しないとヤナセからは、電話は掛けて来なかった。
『はい…そろそろ、月のものが始まる頃だったかと。』
確かに、この頃だとは伝えてあった…でもそれだけで?
「それ…だけで、ですか?」
不思議そうに、訪ねると。
『クス…はい、琴海様なら始まった時点で、次の予約されるかと思ったので…。』
なんですって!
そんな理由だけで察したの!
恐るべし…ヤナセだけは、敵にしたくない…。