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ラブカルチャースクール
第25章 Last Lesson
お茶を淹れてくれながら、セイジは今日のレッスンの説明を始めた。
「今日は、卒業レッスンに向けての復習みたいな感じでやろうと思うんだ。」
「はい!」
「前戯から、相手の性感も刺激して…」
「はいっ!」
私の返事に、セイジは笑いながら振り向いて
「クス…かなり…気合い入っているみたいだね。」
「えっだって…最後だから。」
「最後か…。」
カチャン…。
テーブルにティーセットが、置かれセイジが隣に座る。
「長い様で…あっという間だったね…。」
「うん…色々…あった…。」
「初めて琴海さんが、スクールに来た時を思い出すな。」
「うん…私も…いきなりエレベーターで会って。」
緊張で心臓が飛び出しそうだった所に…セイジがコンビニへ行くのに降りて来た。
優しい笑顔に気持ちが和んで、ラブカルに安心して来れたんだわ。
「懐かしいな…。」
「うん…今日で、会えなくなるけど……俺、いつまでも琴海さんの事応援してるし…忘れないから。」
優しくて…それでいて切ない微笑みで、長くて暖かい指が頬を包む。
その手に、自分の手を重ねる。
セイジには、マスターコースを目指す事も、旦那との離婚話も伝えてなかった。
「うん…有難う…私、頑張るから…。」
本当に成長して…人の役に立てる人間になって……
貴方の側に…近付ける様に…。
「今日は、卒業レッスンに向けての復習みたいな感じでやろうと思うんだ。」
「はい!」
「前戯から、相手の性感も刺激して…」
「はいっ!」
私の返事に、セイジは笑いながら振り向いて
「クス…かなり…気合い入っているみたいだね。」
「えっだって…最後だから。」
「最後か…。」
カチャン…。
テーブルにティーセットが、置かれセイジが隣に座る。
「長い様で…あっという間だったね…。」
「うん…色々…あった…。」
「初めて琴海さんが、スクールに来た時を思い出すな。」
「うん…私も…いきなりエレベーターで会って。」
緊張で心臓が飛び出しそうだった所に…セイジがコンビニへ行くのに降りて来た。
優しい笑顔に気持ちが和んで、ラブカルに安心して来れたんだわ。
「懐かしいな…。」
「うん…今日で、会えなくなるけど……俺、いつまでも琴海さんの事応援してるし…忘れないから。」
優しくて…それでいて切ない微笑みで、長くて暖かい指が頬を包む。
その手に、自分の手を重ねる。
セイジには、マスターコースを目指す事も、旦那との離婚話も伝えてなかった。
「うん…有難う…私、頑張るから…。」
本当に成長して…人の役に立てる人間になって……
貴方の側に…近付ける様に…。