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第26章 Lesson 卒業

もう、テクニックどころか、羞恥心すらぶっ飛んでいく。

喘ぎ声より、叫びたいくらいだ。

「あぁっ…あっ…ひっ…ヤナ…ヤナセ…さぁ…ん…。」

頭の中がグチャグチャで、涙もどんどん溢れてくる。

「琴海様…凄く…可愛いいですよ。」

「や…やぁあぁ…あっ…。」

意識を保とうと、無意識に頭を振る。

口が開きっぱなしの状態に、ヤナセは舌を挿れ歯茎の裏をなぞりあげた。

「あはっ！…あっ…あぁ…。」

脚の震えが止まらない。

グチュ…グチュ…ジュル…。

子宮すら哭いている。

私の様子にヤナセは

「琴海様…そろそろ限界のご様子なので、フィニッシュに参りましょうか。」

てか…もう限界に達しております…。

「ひゃ…い……。」

「では…参ります…しっかりお掴まり下さい。」

ヤナセは私の腕を取り、自分の首に回させた。

そして…一気にラストスパートを掛けてくる。

グイグイと突いてくる根に、何度も絶頂に達してイキ、身体がビクッと跳ねる。

「あっ！あっ！…ん…あぁ…。」

喉もカラカラになって、声が掠れてくる。

「も……ダ…メ…。」

連続花火は、一気にフラッシュに変わり全てを真っ白にした。

ヤナセに巻き付けた腕が、ダラリと落ちる…。


フェイドアウトする意識の先で、微かに聞こえた…ヤナセの声…



「琴海様…卒業レッスン…これにて終了でございます…。」