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ラブカルチャースクール
第2章 入会
「いってらっしゃい。」
惨めな夜が明け、その対象たる旦那を笑顔で送り出す。
ゴミを出して、掃除して…今日は特売だから夕方までに、スーパーに行かないと。
こんな毎日を繰り返す。
結構、結婚に憧れていたんだけどな…。
今更、後悔しても遅いよね。
13時になると、昼ドラを観るのも日課だった。
たった30分で、有り得ないストーリー展開になるから、1日見逃すと解らなくなる。
「そんな馬鹿な!」
そう言ってしまう程、まさにドラマ。
でも…どんなに今泣いてても、必ず王子様が現れて助けてくれる。
お茶の間の主婦は、自分には起きないこの夢をドラマで妄想するのよ。
「人生で一瞬でも、こんな事味わってみたかったな。」
それは、今までもこれからも、起こり得ない願望…。
惨めな夜が明け、その対象たる旦那を笑顔で送り出す。
ゴミを出して、掃除して…今日は特売だから夕方までに、スーパーに行かないと。
こんな毎日を繰り返す。
結構、結婚に憧れていたんだけどな…。
今更、後悔しても遅いよね。
13時になると、昼ドラを観るのも日課だった。
たった30分で、有り得ないストーリー展開になるから、1日見逃すと解らなくなる。
「そんな馬鹿な!」
そう言ってしまう程、まさにドラマ。
でも…どんなに今泣いてても、必ず王子様が現れて助けてくれる。
お茶の間の主婦は、自分には起きないこの夢をドラマで妄想するのよ。
「人生で一瞬でも、こんな事味わってみたかったな。」
それは、今までもこれからも、起こり得ない願望…。