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ラブカルチャースクール
第5章 LOVE Lesson ナツ
『ラブカルチャースクール』
ビルの階数表示をジッと見て、深呼吸する。
最初来た時は、セイジがエレベーターから降りて来たから、一歩踏み出せた…。
たまたまだ…セイジから始まったのは、
『偶然』でしかない…。
このカルチャースクールに、足を向けた時点で、清水の舞台状態なんだから!
よっし!ど~んと、来~い!!
…どんとは、やっぱり無理かな…。
心の中で、一人突っ込みしながらエレベーターのボタンを押した。
チーン!
エレベーターが、到着する。
ドアが開くのをボーッと見てると
「あっ!」
「琴海さん!」
何で…やっぱり貴方が、現れるの?
「セイジ…さん。」
「これから…レッスン?」
セイジを裏切ってる訳じゃないのに…何か後ろめたい。
「はい…。」
「そっか…。」
何か…微妙な間があるな。
「琴海さん。」
「はい!」
跳び跳ねそうになった。
「また、さくらんぼのショートケーキ…食べようね。」
「…うん!」
その一言に、勇気が湧いてくる。
セイジはニッコリ笑って、外に向って行こうとしたから
「何処に行くの?」
「コンビニ!」
キュン…。
頑張るわ…貴方を独占する日まで…。
ビルの階数表示をジッと見て、深呼吸する。
最初来た時は、セイジがエレベーターから降りて来たから、一歩踏み出せた…。
たまたまだ…セイジから始まったのは、
『偶然』でしかない…。
このカルチャースクールに、足を向けた時点で、清水の舞台状態なんだから!
よっし!ど~んと、来~い!!
…どんとは、やっぱり無理かな…。
心の中で、一人突っ込みしながらエレベーターのボタンを押した。
チーン!
エレベーターが、到着する。
ドアが開くのをボーッと見てると
「あっ!」
「琴海さん!」
何で…やっぱり貴方が、現れるの?
「セイジ…さん。」
「これから…レッスン?」
セイジを裏切ってる訳じゃないのに…何か後ろめたい。
「はい…。」
「そっか…。」
何か…微妙な間があるな。
「琴海さん。」
「はい!」
跳び跳ねそうになった。
「また、さくらんぼのショートケーキ…食べようね。」
「…うん!」
その一言に、勇気が湧いてくる。
セイジはニッコリ笑って、外に向って行こうとしたから
「何処に行くの?」
「コンビニ!」
キュン…。
頑張るわ…貴方を独占する日まで…。