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「S」と「M」の日々
第2章 悠と美衣子のはじめて

悠は高校の入学式の日から美衣子に一目惚れしていた。初恋だった。見た目はあまり悪いわけではないのだが、どうもかわいい顔はあまり彼氏向きではないらしい。
高校三年。夏休みも終わろうかというある日。街で私服姿の美衣子を見つけ悠は思わず追いかけてしまった。
「何か用ですか?」
「僕とお付き合いしてください!」
「…いいよ!」
この時美衣子は感じていた。悠にはMの素質があることを。
その日から二人は恋人として相応しい行動をとった。
デート…キス…。けれど美衣子はエッチを拒み続けた。
悠はただ
はじめてで怖いだけだろう、自分だって初めてだからうまくする自信なんて無い、美衣子が求めてくれるまで待とう。
そう考えていた。
美衣子がある時を待っているとも知らずに。
高校三年。夏休みも終わろうかというある日。街で私服姿の美衣子を見つけ悠は思わず追いかけてしまった。
「何か用ですか?」
「僕とお付き合いしてください!」
「…いいよ!」
この時美衣子は感じていた。悠にはMの素質があることを。
その日から二人は恋人として相応しい行動をとった。
デート…キス…。けれど美衣子はエッチを拒み続けた。
悠はただ
はじめてで怖いだけだろう、自分だって初めてだからうまくする自信なんて無い、美衣子が求めてくれるまで待とう。
そう考えていた。
美衣子がある時を待っているとも知らずに。

