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アブノーマルな魔界 ~永久快楽とリョナ娘~
第2章 堕ちた少女 ~主人と執事の愛玩令嬢~
「………っ…!?」
「目が醒めたか?」
目の前に居た男の、僅かにほころんだ表情。
それが夢の続きではないと分かった瞬間、フィリアは明らかに動揺してしまった。
そして、目が醒めた事で自分の体の感覚が戻ってきた時、温かく柔らかなシーツにくるまれている事に気付いた。
「覚えているか? お前は私に犯された後、気を失ったんだ」
「え……」
「私に犯されながら、お前は『私の邸に迎え入れる』という案を快諾したではないか。だから、私はお前をここに連れて来たのだぞ?」
「……じゃあ、ここは……?」
絞り出すような声で、フィリアは確認する。
「いかにも我が邸だ。歓迎するぞ、フィリア」
邸の主である男、ジルヴェラスは微笑みながら優しく髪を撫でてくる。
昨日、初対面で戦闘をふっかけた時の恐ろしい雰囲気は何処へやら。今はすっかり鳴りを潜め、紳士のように温厚な雰囲気を纏っている。
彼自身に対する恐怖はまだ少し残っているものの、恐怖以上に、今こうして彼の邸に迎え入れられた現状に困惑が隠せなかった。
「あ…えっと…お、お世話になります…」
フィリアは上半身を起こすと、礼儀として頭を下げた。
「あ、きゃっ!」
しかし、すぐに顔を赤らめてシーツで体を隠した。
フィリアの体は犯された時のまま、一糸纏わぬ裸体だった。
「何を恥じらう事が? 初対面の私に快楽に悶える姿を晒していたというのに?」
「っ……」
確かに、昨日は裸体どころかもっと恥ずかしい場所まで見られてしまった。
何も言い返せずに真っ赤な顔で俯くフィリアを、ジルヴェラスは可笑しそうにクスクス笑った。
「目が醒めたか?」
目の前に居た男の、僅かにほころんだ表情。
それが夢の続きではないと分かった瞬間、フィリアは明らかに動揺してしまった。
そして、目が醒めた事で自分の体の感覚が戻ってきた時、温かく柔らかなシーツにくるまれている事に気付いた。
「覚えているか? お前は私に犯された後、気を失ったんだ」
「え……」
「私に犯されながら、お前は『私の邸に迎え入れる』という案を快諾したではないか。だから、私はお前をここに連れて来たのだぞ?」
「……じゃあ、ここは……?」
絞り出すような声で、フィリアは確認する。
「いかにも我が邸だ。歓迎するぞ、フィリア」
邸の主である男、ジルヴェラスは微笑みながら優しく髪を撫でてくる。
昨日、初対面で戦闘をふっかけた時の恐ろしい雰囲気は何処へやら。今はすっかり鳴りを潜め、紳士のように温厚な雰囲気を纏っている。
彼自身に対する恐怖はまだ少し残っているものの、恐怖以上に、今こうして彼の邸に迎え入れられた現状に困惑が隠せなかった。
「あ…えっと…お、お世話になります…」
フィリアは上半身を起こすと、礼儀として頭を下げた。
「あ、きゃっ!」
しかし、すぐに顔を赤らめてシーツで体を隠した。
フィリアの体は犯された時のまま、一糸纏わぬ裸体だった。
「何を恥じらう事が? 初対面の私に快楽に悶える姿を晒していたというのに?」
「っ……」
確かに、昨日は裸体どころかもっと恥ずかしい場所まで見られてしまった。
何も言い返せずに真っ赤な顔で俯くフィリアを、ジルヴェラスは可笑しそうにクスクス笑った。