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第2章 堕ちた少女 ～主人と執事の愛玩令嬢～

リオルドの唇が秘芽を吸い上げ、舌で舐め回す度に腰がガクガク震えてしまう。
その上、魔界の住人の体液は人体にとって媚薬の作用がある。リオルドの唾液によってフィリアの秘芽はぷっくりと膨れ上がり、感度がどんどん上がっていく。
更に胸をジルヴェラスに弄られ続けているせいで、快楽は否応なしに増加する。

「ああっ♥ やぁっ、もうダメぇ♥ イっちゃう♥ イっちゃうの♥ イクぅ♥」
「早いぞ？ そのペースでいつまで持つかな？」
「クスクス…可愛らしいお嬢様、イってもまだまだ感じさせて差し上げます」

リオルドが優しく秘芽をカリ…と歯で引っ掻いた。

「ああぁ――っ♥」

ビクッ、ビクッ、と身体を痙攣させながら、フィリアは一度果てた。
その瞬間、２人が慣れた様子でフィリアの身体を起こして態勢を変えて、今度はひざを着いてリオルドの顔を跨ぐように座らされた。
しかし、リオルドの舌責めは止まらない。
今度は、ヒクヒクと疼いてばかりいる穴へ舌を突っ込んだ。

「ああっ♥ イった、ばかり…なのにぃ…♥ あっ、あんっ♥」
「お嬢様の蜜を全て舐め取り、吸い尽くして差し上げます。零すなんて勿体無い……」
「あああ♥ ナカ、熱いぃ♥ 蕩けちゃう、蕩けちゃうぅ♥」
「昂っているのはお前だけではないぞ。フィリア、お前も私のモノを口で愛撫しろ」
「えっ…？♥」

目の前に、ジルヴェラスのソレが突き付けられた。
太くて筋張った、上を向いて熱く滾るモノ。
彼の逞しいソレに、思わず見とれてしまった。

「っ…コレ、を…？♥」
「そうだ。歯を立てず、丹念にしゃぶれ」

フィリアが咥えやすいように、先端を口元に向けられる。
先端から発する雄の匂いに、クラクラと目眩を覚えた。
しかし、臭いわけではない。匂いが鼻腔を通り抜ける感覚が心地良く、それは微弱な快楽となってフィリアの身体の感覚全てを快楽に変えていく。

「さあ、お前の口で貪れ」
「はい……ん…♥」

先端をそっと口に含む。ジルヴェラスのソレは唇でも分かるくらい熱く、灼熱の温度になっていた。