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アブノーマルな魔界 ~永久快楽とリョナ娘~
第2章 堕ちた少女 ~主人と執事の愛玩令嬢~
心配そうなジルヴェラスと、後悔に表情を曇らせるリオルド。
自分をあれだけ激しく犯しておきながら、本当はこれほど気にかけられていたなんて……、と、フィリアは嬉しさにも似た感情を抱いた。
――――いや、純粋に嬉しかった。
ジルヴェラスとリオルドの反応は、まるで仲の良い友を心配する様子そのものだ。
人間ではない存在である2人が、人間のような感情を持っていたという事実が嬉しい。
欲望の塊だとばかり思っていた2人に、欲の捌け口としてではなく、1人の人間として心配されていた事がとても嬉しかった。
「私は、大丈夫…です……その…気持ち良かったし……だから、もう心配しないで下さい……」
だから、自分も素直な気持ちを口にした。
ジルヴェラスとリオルドの表情が少し明るくなったのが分かった。
「フィリア……責めないのか? 下手をすれば、命はなかったというのに」
「気持ち良くなりたくて、そのために絞めて良いって頷いたのは私ですし……」
「お……お嬢様…お怒りではないのですか…?」
「怒ってないです……すごく苦しかったけど、すごく気持ち良かったです……」
顔を赤らめ、自分がした行為を振り返る。
欲と狂気に満ちた、恥辱の交わり。
昨日から立て続けに快楽を叩き込まれたせいで、思い出すだけで再び熱が燻ってくる。
「また、いつでも…いっぱい気持ち良くして下さいね…?♥」
甘く掠れた声で言い、2人を見つめる。
2人の表情は少し欲を宿したものの、先程までの嗜虐心を含んだものではなくなっていた。
「……ああ、また次もたっぷり可愛がってやる」
たしなめるように、ジルヴェラスはフィリアの頭を撫でた。
「お嬢様からそのお言葉を頂けるとは、身に余る光栄でございます」
「だが、今は休憩にするとしよう。すぐに身体を壊されては元も子もない。そもそも私はお前に着せる服を用意させたのだから。リオルド」
「少々お待ち下さいませ」
リオルドは一礼すると、廊下へと出て行った。
自分をあれだけ激しく犯しておきながら、本当はこれほど気にかけられていたなんて……、と、フィリアは嬉しさにも似た感情を抱いた。
――――いや、純粋に嬉しかった。
ジルヴェラスとリオルドの反応は、まるで仲の良い友を心配する様子そのものだ。
人間ではない存在である2人が、人間のような感情を持っていたという事実が嬉しい。
欲望の塊だとばかり思っていた2人に、欲の捌け口としてではなく、1人の人間として心配されていた事がとても嬉しかった。
「私は、大丈夫…です……その…気持ち良かったし……だから、もう心配しないで下さい……」
だから、自分も素直な気持ちを口にした。
ジルヴェラスとリオルドの表情が少し明るくなったのが分かった。
「フィリア……責めないのか? 下手をすれば、命はなかったというのに」
「気持ち良くなりたくて、そのために絞めて良いって頷いたのは私ですし……」
「お……お嬢様…お怒りではないのですか…?」
「怒ってないです……すごく苦しかったけど、すごく気持ち良かったです……」
顔を赤らめ、自分がした行為を振り返る。
欲と狂気に満ちた、恥辱の交わり。
昨日から立て続けに快楽を叩き込まれたせいで、思い出すだけで再び熱が燻ってくる。
「また、いつでも…いっぱい気持ち良くして下さいね…?♥」
甘く掠れた声で言い、2人を見つめる。
2人の表情は少し欲を宿したものの、先程までの嗜虐心を含んだものではなくなっていた。
「……ああ、また次もたっぷり可愛がってやる」
たしなめるように、ジルヴェラスはフィリアの頭を撫でた。
「お嬢様からそのお言葉を頂けるとは、身に余る光栄でございます」
「だが、今は休憩にするとしよう。すぐに身体を壊されては元も子もない。そもそも私はお前に着せる服を用意させたのだから。リオルド」
「少々お待ち下さいませ」
リオルドは一礼すると、廊下へと出て行った。