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悪魔みたいな幼馴染
第10章 10
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凜空と普通に接するようになって数日後、講義を終えて亜美と帰ろうとしていると知らない女の子から声を掛けられた。
「ねぇ、ちょっと話したいことがあるんだけどいい?」
見た目は普通の子だけど、気が強そうな喋り方。
「いいけど」
「あんまり聞かれたくない話だからあっち行かない?」
よく分からないけど少し話す程度なら、と私は何も考えていなかった。
亜美に先に帰ってもらい、私は話しかけてきた子の後ろを着いていく。
「こっち」と言われて入ったのは資料室みたいな所。
少し埃っぽくて乾燥してる…
あんまり長い時間ここには居たくないな…