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悪魔みたいな幼馴染
第10章 10
「話って何?」
「あんた、凜空のなんなの?」
「何って言われても」
来なきゃよかった。
この女も凜空のセフレじゃん。
最近凜空が私ばっかり構ってるせいできっと不満なんだろう。
「あんたが凜空になんか言ったから私たちの相手してくれなくなったんじゃない。彼女面しないでくれる?」
「あのさ、言いたいことあるなら私じゃなくて凜空に言ってくれる?私は凜空に何も言ってないから。相手して欲しいなら私に不満言ってないで凜空のところ行きなよ」
話すだけ無駄だ。
振り返って出ていこうとすると、
「──ッ!」
思いっきり後ろから腕を掴まれて、私の体は積んであった本や物にぶつかって尻もちを着いてしまう。
「……ゴホッ…、」
ヤバい…
埃と乾燥で咳が…っ、