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悪魔みたいな幼馴染
第4章 04
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「へぇ、そんな事があったんだ」
大学のカフェスペースで昨日あったことを亜美に話していると、ニタニタしながら私の顔を見てくる。
「私も遊ばれてるんだよ?」
「そう?案外好きなのかもよ?千紗のこと」
「ありえないよ、だって凜空だよ?」
「これを機に女遊びが無くなれば……、あ…」
亜美の視線の先を辿ると、そこには凜空がいた。
勿論、隣には女もいて、凜空の腕に自分の腕をこれでもかと絡ませている。
「はぁ………」
「凜空くん、何考えてるか分からないね」
ほんとにそうだ。
喘息が無ければ追いかけてこなかったかもしれない。