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悪魔みたいな幼馴染
第4章 04

アパートに帰ってると、シーンとした部屋に寂しくなる。


バイトから帰ってベランダに出て外の空気を吸うのが私の日課。


でも、最近はそれをしなくなった。


凜空の部屋から聞こえてくる女の喘ぎ声なんて聞きたくない。


誰だってあんなのを聞いていい気はしないはず。



でも、凜空にキスをされたあの日から、

今までよりもっと聞きたくないと思ってしまっている自分がいる。



モヤモヤする気持ちを晴らすためにお気に入りの入浴剤を入れてお風呂に入ってもそれがなくなることはない。


ドライヤーで髪を乾かし終え、スマホを持って寝室に入ると着信音が鳴った。


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