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悪魔みたいな幼馴染
第5章 05

病院から帰ってきて、私は病院から貰った薬を飲んだ。


明日には症状は無くなるだろうとは言われたけど、今がピークなのか悪寒は止まらないし頭も痛いしダルすぎる。


「ちぃ、ベッド行こ」

「うん…」


布団に入ると「前髪上げて」と言われ、凜空を見ると手に冷えピタがある。

言う通りにすると額にひんやりとした物が貼られた。


目を瞑るとベッドが軋む音がして、何が起こったのか瞼を上げてみると凜空の顔が目の前にあった。


「ダメだよ…、移っちゃう…っ」

「そしたら今度はちぃが看病して」


馬鹿なの…?

インフルエンザがどれほど辛いか知らないからそんなこと言えるんだ。

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