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第7章 07

次の講義室に入ると、亜美はいつものように「私のアパートにおいで」と言ってくれる。


レポートを作る時も、2人で遊ぶ時も大体は亜美のアパートにお邪魔することが多い。


「ありがとう。とりあえず今日は帰ったらチェーンも閉めるから大丈夫だよ」

「でも凜空くんならなんとしてでもチェーンも外そうとしそうじゃない？」

「もしそんなことがあれば凜空のお母さんに連絡する」

「お母さんとも仲良いんだ。そりゃ強い味方だ」


そう、凜空のお母さんはいつも私を可愛がってくれていて私が凜空に嫌気がさして家に文句言った時も凜空を怒ってくれた。


怒ると怖いと凜空が言っていたし、最終手段はある。