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碧い雨の夜に…
第4章 【感情的に……】





「ダメだよ、そしたら僕またリセちゃんのこと襲っちゃうから……乱しちゃうから僕は良い子にして待ってるね?その代わり、帰ったら居なかった分たくさん愛して?あと、リセちゃんの匂いいっぱい残して行ってね?」




「うん、行く直前までナオも私にたくさん匂いつけてね」




「ダンス以外で彼となるべく居ないで…」




「うん、約束する」




そう言って泣く泣く出発したのに。
ダンサーだから衣装ももしかしたら露出多めかも知れないということでキスマは我慢してもらった。
私はいっぱい着けてきたけど。
「此処も…此処も」ってお願いされてキュンキュンしながら着けた。




いざ、渡韓!!




韓国語が出来るオーナーに連れられ大きな事務所に足を運ぶ。
挨拶を済ませて早速着替えたら事務所内にある練習スタジオへ移動。
(あ…このスタジオ見たことある)
よくアイドルたちが練習風景を撮ったりしているスタジオだ。




完成された振り付け動画を皆で観て練習開始。
楽曲はアップテンポかと思いきやスローテンポで裏の音も聞き逃さないように耳を澄まし目で覚える。




ファーストコンタクトである程度踊れてしまう私たちは細かい調整を繰り返し、身体に叩き込んでいく。
何もかもまっさらな状態から形になっていくサマに血が騒ぐというか、ダンサーならゾクゾクする瞬間だと思う。




初日はダンサーだけの練習で終わった。
いつ、本人と合流するかは向こうのスケジュール次第だから知らされてはいない。
いつ合流しても良いように仕上げるし、変更されてもすぐに調整出来る自信はあった。




ダンサー仲間だけで食事に行き、ホテルに戻る。
なるべく女子と居たけど、忘れちゃいけない危険な人物アキラ。
スッと隣をキープしてきて振り付けのことで話しかけてくるから無視は出来ない。




気付いたら熱く語って笑い合ってるからハッとする。
「やっぱ理世と居ると最高だわ」って褒めても何も出ないよ。
でもアキラもこうしてチーム参加するのは初めてではないけどテンション上がってるっぽい。




部屋に戻る前に外のあまり目立たない場所でダンサーならではの軽い振り付け動画を撮ってSNSにアップする。
ナオ見てくれてるかな?
普通に顔出ししてるし、日本に残るダンサー仲間もすぐ反応してくれた。







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