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碧い雨の夜に…
第4章 【感情的に……】
いきなりお姫様抱っこされて靴のまま寝室に連れて行かれた。
ベッドの上で靴を脱がされダッシュで玄関に戻す。
それが可笑しくて顔を覆って笑ってるとその手を退けてきて熱い視線が私を捕らえて離さない。
「グダグダだ……」ってヘコまないで。
全部愛おしいから。
服を引き寄せ私からキスをした。
「お願い、焦らさないで?ナオでいっぱいにしてよ、私だって待てないの」
「リセちゃん……好き」
「私も好きよ、ナオ」
久しぶりに触れ合う身体は離れていた時間を取り戻すかのように強く求めていく。
バサッとベッドや床に落ちる服や下着。
何も身に纏わない裸体を隅々まで味わい尽くすの。
待てない……欲しいの。
全部ちょうだい。
カーテン閉めずにヤっちゃったね。
もう夕方だし、まぁいいか。
良い感じに暗くなって部屋も明かりつけないままだから2回目、3回目の時には真っ暗だった。
ちゃんと1人で抜かずに我慢してくれてたんだって。
お利口さんだったね、2人で相互オナニーしてから溜めてたんだ?
そう思うとまた手が伸びちゃうの。
「まだ出来るでしょ?」って。
「当たり前でしょ、リセちゃんだったら何回でも勃つ」
意地悪して背面騎乗位で自分だけ気持ち良くなっちゃった。
「ねぇ、顔見たい」とか
「キスしたい」とか全部聞いてあげない。
「あ〜ごめん、イキそう」って腰振るの。
横顔だけ見せてあげよっか?
でもさ、ナオも反撃してくるようになったよね。
身体起こして私が前に倒される。
そのまま四つん這いになってバックピストンされたらひとたまりもない。
「ダメ……1人でイかないで?一緒にイこう?」
「あんっ……それダメっ……」
「コレ?ダメなの?じゃ、もっと突いてってことなのかな」
「あっあっ……イクっ…あんっイクっ…」
完全に持っていかれた。
私のペース配分無視して一気に昇天させられる。
「ねぇ、イった?何で勝手にイクの?僕まだだよ」ってぐったりする私に覆い被さり寝バックで鬼ピストンしてくる。
目の前がチカチカしてまたあの波が来るの。
「イってるってばぁ……っ」