パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 Biastophilia

好きだったの。


一見紳士的で、お金も持っていて、SMの世界には縁が無さそうに見える方が、


現実社会では決して話せない特殊な性壁を持っていて、


こういった風俗業界で解消しなくてはならず、自分を曝け出せる場所を手に入れた結果、


本来あるべきプライドや人権を捨てなくてはいけない、そんなお客様の姿が。



そして同時にマゾヒストを客観視する機会でもあったから、良い勉強になって好きだったの。


口汚く罵って、


ピンヒールで股間を踏みつけて、


Mとしてそぐわない行いをした奴隷には、罰として身体が痺れる程のキツイ鞭打ちを行う。


仰向けに寝たマゾ男の顔の上に陰部を押し当てて、舐めやすいように腰を浮かせるのではなく、モノのように無造作に扱って、


ペニバンを装着した私に、調教されたアナルを犯されて未知の快感に狂うの。

前立腺を刺激されてドライオーガズムを迎え、何度もメスイキを繰り返す奴もいれば、イケずに惨めな泣き顔を晒す奴も居る。


その時イケずに終わった、間抜けな性奴隷のコックリングは取らないわ。



「どうしたの？貴方なら出来るはずでしょ？ほらやってみせて。」


って優しく言って、ドライでイカせるの。
泣き叫び、「射精させて下さい。」とお願いされても、決して譲らないの。


そうして健気に私の命令に従って、上手にドライでイく事が出来たら、コックリングを取って射精をさせてあげるの。


その時の凄まじい開放感で、失神しながら失禁する馬鹿な奴もいた。

そういう奴には体に鞭を打つといい。

爽快感と陶酔感で一杯になった家畜以下の奴隷が痛みの衝撃で飛び上がるの。
そして慌てて私の靴先に付着した尿を舐め上げて許しを乞うような眼差しで見つめてくるの。


「この辺り一体の掃除が出来てないようだけど、どうして？自分で撒き散らしておいて、私にやらせるつもりなの？え？」



私がそう冷たく言い放つと、首を左右にブンブンと振って、一瞬奴隷は躊躇する。


けれど「何してんの？綺麗にしなさい。」って命令を下せば、顔を歪めながらも自分の放った尿を舌で啜って綺麗にしていくの。



私には無いと思っていた支配欲や加虐心が満たされていく瞬間で、自然と口角が上がっていったわ。


だから女王様という仕事も悪くはなかった。