この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
激しくしないでっ!
第2章 告白!?

 そもそもの始まりは、数週間前の金曜日だった。

 放課後。俺の机に入っていた、一枚の便箋から。


「……なんだ? これ」


 ホームルームが終わり、いざ帰ろうと宿題のプリントを鞄にしまおうと手を突っ込むと、見覚えのない便箋が出てきたのだ。

 ピンクの花柄の、女子が好みそうなやつ。

 俺は不振に思って二つ折りになったそれを開いた。

 そこには綺麗な丸文字で、たった一言だけ。


『放課後、北校舎の裏に来てください。話したいことがあります』


 一瞬にして俺の心臓は動きを速める。

 なんだこれ? ラブレターか!?

 一体誰からだろうと、ついそわそわと周りを見渡してしまう。まだ教室には、生徒が半数ほど残っていた。

 誰がこんな手紙。クラスのやつだろうか。

 視線を落としてもう一度紙を見つめると、便箋の下の方に名前があった。


『涼川裕美』


 俺の思考回路が、一瞬にして停止する。


「涼川……裕美?」


 その名前を知らない生徒はおそらくこの学校にはほとんどいないだろう。

 彼女はちょっとした有名人だった。

 才色兼備。眉目秀麗。
/101ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ