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激しくしないでっ!
第5章 感度、上昇!
「もう、いいよ」
俺はそう言って、彼女に顔をあげさせた。秘部からも指を抜く。
指三本が余裕で入るようになった。これなら俺のを挿入しても、そこまで痛みを伴わない程度の穴は開いたかもしれない。
肩を上下させ、呼吸を整える彼女の両手を縛っていた紐を、ほどいた。
「手首、痛い?」
「大丈夫」
縛られていた手首をさすりながら、彼女はつぶやいた。
俺は携帯のランプを頼りに、自分のカバンの中からゴムを探した。
俺だって男の子。使う予定がなかったとしても、一応持ってはいる。持っていて良かったと思う。
「入れて……いい?」
耳元で囁くと、彼女は一瞬間をあけ、やがてこくり、と小さく頷いた。
そんな彼女の体を優しく押し倒す。
両足を持ち上げ、開かせると、足にわずかに力が入り、ささやかな抵抗を感じた。
「……恥ずかしい」
「暗闇で見えないよ」
性急にことを進めるつもりはないけれど、早くしないと濡れた場所が渇いてしまう。
俺は彼女の恥部に触れた。先ほど広げた穴を見つけるため、指を這わせた。
「……っ」